Auto Modeが表示されない、選べない、すぐ止まるときの原因を症状別に切り分けます。
Claude CodeでAuto Modeが使えない・表示されない原因を、バージョン、モデル、接続先、管理設定、settings.jsonの場所に分けて解説します。
現在のAuto Modeは全プランで利用でき、Anthropic APIだけでなくAmazon Bedrock、Google CloudのAgent Platform、Microsoft Foundry、Claude apps gatewayにも対応しています。旧バージョンで必要だった
CLAUDE_CODE_ENABLE_AUTO_MODE=1は、Claude Code v2.1.207以降では不要です。Auto Modeそのものの仕組みや安全性から確認したい方は、Claude CodeのAuto Modeとは?使い方・設定・自動承認の仕組みをご覧ください。本記事は「使おうとしても選択肢がない」「設定したのにManualで起動する」「Autoに入った後で処理が止まる」というトラブル解決に絞ります。
最初に確認:Auto Modeが使える条件
現在の公式ドキュメントでは、Auto Modeの利用条件は次のように整理されています。
| 確認項目 | 現在の条件 | 外れるとどうなるか |
|---|---|---|
| プラン | すべてのプラン | プランだけが理由で利用不可になることはない |
| 組織設定 | Team・Enterpriseでは既定で利用可能。ただし管理者が無効化できる | Shift+Tabの候補から消え、起動フラグも拒否される |
| Anthropic API/Claude Platform on AWSのモデル | Opus 4.6以降、Sonnet 4.6以降、Fable 5 | 古いモデルやHaikuでは利用不可 |
| Bedrock/Agent Platform/Foundry/apps gatewayのモデル | Sonnet 5、Opus 4.7以降、Fable 5 | Sonnet 4.6などでは候補に出ない |
| Claude Code | Auto Mode自体はv2.1.83以降。最新への更新を推奨 | 古いCLIではモードや設定が認識されない |
v2.1.158〜v2.1.206では、Bedrock・Agent Platform・Foundry・apps gatewayで
CLAUDE_CODE_ENABLE_AUTO_MODE=1が必要でした。v2.1.207でこの要件は削除され、現在この環境変数は互換性のため受け付けられるだけで、動作には影響しません。Auto Modeが表示されないときの確認手順
- Claude Codeを最新版へ更新する
--permission-mode autoで直接起動してエラーを見る- 現在のモデルとプロバイダーの組み合わせを確認する
- Team・Enterpriseの管理設定を確認する
defaultModeを書いたsettings.jsonの場所を確認する
バージョンを確認して更新する
claude --version
claude update
claude doctorclaude doctorはインストール状態とsettings.jsonの構文エラーも確認できます。更新後は起動中のセッションを終了し、Claude Codeを再起動してください。
Auto Modeを直接指定して起動する
claude --permission-mode auto条件を満たしていればAuto Modeで開始します。利用できない場合は、モードを何度も切り替えるより表示されたエラーからモデル・管理設定・プロバイダーを切り分ける方が早く解決できます。
選択中のモデルを確認する
同じアカウントでも、モデルを切り替えるとAuto Modeの対応条件から外れる場合があります。特にBedrock・Agent Platform・Foundryでは、Sonnet 5、Opus 4.7以降、Fable 5だけが対応です。
Team・Enterpriseの管理設定を確認する
組織のmanaged settingsに次の設定があると、ユーザー側からAuto Modeを有効化できません。
{
"permissions": {
"disableAutoMode": "disable"
}
}この場合は個人のsettings.jsonや環境変数では上書きできないため、組織管理者へ確認します。
settings.jsonを設定してもManualで起動する原因
Auto Modeを既定にする設定自体はシンプルです。
{
"permissions": {
"defaultMode": "auto"
}
}重要なのは、この設定を書く場所です。defaultMode: "auto"はユーザー設定の~/.claude/settings.json、または組織のmanaged settingsへ書きます。
| 設定場所 | Autoの既定値 | 理由 |
|---|---|---|
~/.claude/settings.json | 有効 | ユーザーが明示的に選んだ設定として扱われる |
| Managed settings | 有効 | 組織管理者が配布する設定として扱われる |
.claude/settings.json | 無視される | リポジトリ自身がAuto Modeを付与できないようにする安全設計 |
.claude/settings.local.json | 無視される | v2.1.142以降はAutoの既定値として使われない |
VS CodeのclaudeCode.initialPermissionMode | Autoは指定不可 | Autoの既定値はユーザーsettings.jsonで設定する |
プロジェクト用settings.jsonに書いた場合、エラーを出さずManualで始まることがあります。「JSONは正しいのに反映されない」ときは、まずファイルの場所を確認してください。
Auto Modeに入れるが処理がブロックされる場合
Auto unavailableと、Auto Mode内でのaction deniedは別の問題です。
- Auto Mode自体が利用不可:バージョン、モデル、組織設定などの条件を満たしていない
- Auto Mode内でアクションが拒否:分類器が操作を危険、破壊的、信頼境界外と判断した
- 安全性を判断できない:分類器へのリクエスト失敗。通常は一時的だが、Bedrockでは対象モデルの呼び出し権限不足でも繰り返す
Auto Modeは、作業ディレクトリと起動時に設定されていたGit remoteを信頼します。force push、既存ファイルの不可逆な削除、本番デプロイ、認証情報の外部送信などは既定でブロックされます。
拒否された操作を確認する
Claude Code内で/permissionsを開き、Recently deniedタブを確認します。意図した一度限りの操作なら、対象を選んでrを押し、会話内でも対象と操作を明示して再試行します。
現在のAuto Mode設定を確認する
# 組み込みの既定ルールを確認
claude auto-mode defaults
# 自分の設定を反映した実効ルールを確認
claude auto-mode config設定を追加する場合は、autoMode.environmentで信頼するリポジトリ、ドメイン、バケットなどを具体的に定義します。ブロックルールを独自設定するときに"$defaults"を外すと組み込みの保護まで置き換わるため、意味を理解せず削除しないでください。
Auto Modeを使いながらpushやPR作成だけ人間に確認させたい場合は、
permissions.askを使えます。
{
"permissions": {
"defaultMode": "auto",
"ask": [
"Bash(git push *)",
"Bash(gh pr create *)"
]
}
}接続先・画面ごとの見落としやすい違い
| 利用環境 | 確認ポイント |
|---|---|
| Anthropic API/Claude Platform on AWS | Sonnet 4.6以降、Opus 4.6以降、Fable 5が対応 |
| Bedrock/Agent Platform/Foundry/apps gateway | Sonnet 5、Opus 4.7以降、Fable 5だけが対応。v2.1.207以降は有効化用環境変数が不要 |
| VS Code | claudeCode.initialPermissionModeではAutoを指定できない。ユーザーsettings.jsonを使う |
| Claude Code on the web | 組織とモデルが対応していればAutoを選択可能。Bypass Permissionsは利用不可 |
| Remote Control | claude.aiやモバイル側のモード選択にはAutoが出ない。ローカルホスト側の実際のモードが基準 |
Vertex AI、Teamプランなどの接続先を切り替えて使っている場合は、Claude CodeでVertex AIとTeamプランを切り替える方法も参考になります。切り替え後は、接続先だけでなく選択モデルもAuto Modeの対応条件に入っているか確認してください。
よくある質問
現在の公式ドキュメントでは全プランが対象です。古い案内ではプラン制限が記載されていた時期があります。最新版へ更新し、モデルと管理設定を確認してください。
CLAUDE_CODE_ENABLE_AUTO_MODE=1は消してよいですか?v2.1.207以降では動作に影響しません。古いClaude Codeとの互換性を残す必要がなければ、設定を整理できます。削除前に組織内で古い端末が残っていないか確認してください。
claude --permission-mode autoで直接起動して、条件不足のエラーを確認してください。モデル、managed settings、CLIバージョンの順で切り分けると効率的です。
異なります。Auto Modeは分類器が操作を事前審査します。Bypass Permissionsは権限レイヤーを迂回するため、隔離されたコンテナやVM以外では使わないでください。
同じ操作の繰り返しは、信頼するインフラ情報が不足している可能性があります。Recently deniedの理由を確認し、対象が日常的に必要ならautoMode.environmentへ具体的に登録します。
まとめ:表示されない原因を順番に切り分ける
- まず
claude updateとclaude doctorを実行する claude --permission-mode autoで直接起動し、エラーを確認する- 全プランが対象だが、プロバイダーごとに対応モデルが異なる
- v2.1.207以降、Bedrock・Agent Platform・Foundryでも有効化用環境変数は不要
defaultMode: "auto"は~/.claude/settings.jsonへ書く- Auto Modeが使えない状態と、分類器が個別操作を拒否する状態を分けて考える
Auto Modeが表示されないときに、いきなりsettings.jsonを大量に書き換える必要はありません。更新、直接起動、モデル、管理設定、ファイルの場所という順番で確認すれば、原因を短時間で絞り込めます。
参考にした公式ドキュメント
※本記事は2026年8月2日時点のClaude Code公式ドキュメントを基にしています。Auto ModeはResearch Previewのため、対応モデルや設定は変更される可能性があります。


