Claude Code公式プラグイン完全ガイド|286個の内訳と導入手順【2026年8月】

左のカタログ状のタイル群から右の枠へ部品が差し込まれる様子を表した抽象イラスト
公式マーケットの登録286件を全数調査
Claude Code公式プラグイン完全ガイド|286個の内訳と導入手順

Anthropicが運営する公式プラグインディレクトリには、いま286個が登録されています。この記事では公式マーケットのマニフェストを直接取得して内訳を数え、Anthropic自身が作っている53個の正体、そして導入から自作までのコマンドを実機ベースで整理します。

Claude Code のプラグインは、スキル・コマンド・フック・MCPサーバーなどをまとめて配布できる仕組みです。個別に設定ファイルを書く代わりに、コマンド1つで導入できます。

公式のディレクトリがあるのですが、全体像を一覧できる場所が見当たりません。そこでマーケットプレイスのマニフェストを直接取得して数えました。

公式マーケットには286個が登録されています

Claude Code に最初から設定されているマーケットプレイスは1つです。

claude plugin marketplace list(実行結果)
Configured marketplaces:

  ❯ claude-plugins-official
    Source: GitHub (anthropics/claude-plugins-official)

実体は GitHub の anthropics/claude-plugins-official リポジトリで、「Anthropicが管理する高品質なClaude Codeプラグインの公式ディレクトリ」と説明されています。スター数は33,748、更新は本日付で、活発に動いています。

このリポジトリのマニフェスト(.claude-plugin/marketplace.json、168,794バイト)を取得して数えたところ、登録数は次のとおりでした。

286

登録プラグイン総数

53

Anthropicが
リポジトリ内で管理

233

外部リポジトリ
を参照

12

LSPサーバー
プラグイン

カテゴリ別の内訳

マニフェストには category が付与されています(286件中272件)。

カテゴリ件数
development(開発)118
productivity(生産性)49
database(データベース)38
monitoring(監視)20
security(セキュリティ)18
deployment(デプロイ)9
design(デザイン)8
automation / learning各3
location / testing各2
migration / math各1
(未分類)14
Codexとは構成が対照的です

先に同じ方法で数えた Codexの公式マーケットは180個で、最多カテゴリは金融・調査系の34個でした。市場情報端末やCRMが並び、業務全般のエージェント基盤を志向する構成です。

対して Claude Code は286個中118個が developmentで、データベース38・監視20・デプロイ9と続きます。開発ワークフローに寄せた構成で、同じ「プラグイン」でも狙っている場所が違います。

Anthropic自身が作っている53個

286件のうち、ソースがリポジトリ内のパスになっている53件が Anthropic の管理下にあるものです。残る233件は外部リポジトリを参照しています(URL指定150件、git-subdir指定83件)。

この53件の中身を見ると、Claude Code が何を標準機能として提供したいのかが分かります。

約4分の1がLSPサーバーです

いちばん多いのは言語サーバー(LSP)で、12個あります。

言語プラグイン
TypeScript / JavaScripttypescript-lsp
Pythonpyright-lsp
C / C++clangd-lsp
Gogopls-lsp
Rustrust-analyzer-lsp
Javajdtls-lsp
C#csharp-lsp
Ruby / PHP / Swift / Kotlin / Luaruby-lsp / php-lsp / swift-lsp / kotlin-lsp / lua-lsp

LSPを入れると、Claude が定義ジャンプや型情報といったコード解析の情報にアクセスできるようになります。マニフェスト上でも lspServers という専用のキーが与えられており、他のプラグインとは扱いが分かれています。

開発ワークフロー系

code-reviewコードレビュー
pr-review-toolkitプルリクエストのレビュー一式
code-simplifierコードの簡素化
code-modernizationコードのモダナイゼーション
commit-commandsコミット操作
feature-dev機能開発のワークフロー
frontend-designフロントエンド設計

Claude Code自体を作り込むためのもの

ここが Codex 側にはあまり無い特徴です。プラグインやスキルを自作するための開発キットが、プラグインとして提供されています。

plugin-devプラグイン開発
skill-creatorスキル作成
mcp-server-devMCPサーバー開発
agent-sdk-devClaude Agent SDK 開発キット
claude-code-setupコードベースを解析し、適したフックなどの自動化を提案
claude-md-managementCLAUDE.md の管理
hookifyフック化
playground試し場

そのほか、セキュリティ系に claude-securitysecurity-guidance、出力スタイルを変える explanatory-output-stylelearning-output-style、記録系の session-reportreceiptsproject-artifact があります。

導入と管理のコマンド

手元の Claude Code v2.1.220 で claude plugin --help を実行して確認したサブコマンドです。

installiマーケットから導入。plugin@marketplace 形式で対象を指定できる
list導入済みプラグインの一覧
enable / disable削除せずに有効化・無効化を切り替える
detailsコンポーネントの内訳と、想定されるトークンコストを表示
eval評価ケースをプラグインに対して実行し、採点結果を報告する
initnew新しいプラグインの雛形を作る

導入する

bash
claude plugin install code-review

# マーケットを明示する場合
claude plugin install code-review@claude-plugins-official

導入先のスコープを -s--scope)で選べます。既定は user で、ほかに projectlocal があります。

bash
claude plugin install code-review --scope project

プラグインのマニフェストが userConfig を宣言している場合は、導入時に --config で値を渡せます。値はスキーマで検証され、対話的な設定フローと同じ経路で保存されます。

入れる前にトークンコストを見られます

プラグインはスキルやコマンドの定義を読み込むため、入れるほどコンテキストを消費します。Claude Code には details があり、コンポーネントの内訳と想定トークンコストを確認できます。

bash
claude plugin details <プラグイン名>

ただしこのコマンドは導入済みのプラグインが対象です。未導入の名前を渡すと「見つからない」と返ります。ディスク上のものを見たい場合は --plugin-dir <パス> を使います。

自作する

bash
claude plugin init <名前>

~/.claude/skills/<名前>/ に雛形が作られ、次のセッションから <名前>@skills-dir として自動的に読み込まれます。マーケットに公開しなくても、ローカルで作って試せます。

マーケットプレイスを追加する

公式以外のマーケットも登録できます。

bash
claude plugin marketplace add <URL・パス・GitHubリポジトリ>
claude plugin marketplace list
claude plugin marketplace update      # 全マーケットを更新
claude plugin marketplace remove <名前>
マーケットの追加は信頼できる提供元に限ってください

プラグインはスキル・コマンド・フック・MCPサーバーを持ち込みます。フックはコマンドを実行できるため、提供元の信頼性がそのまま安全性に直結します。

なお Claude Code の Auto Mode では、プラグインやスキルの説明文は「信頼できない証拠」として扱われ、それだけでユーザーの承認範囲が広がることはありません。設計上の防御はありますが、導入自体の判断は利用者側の責任です。

よくある質問

Q. MCPサーバーを直接設定するのと何が違いますか

プラグインは、MCPサーバーに加えてスキル・コマンド・フックまでをまとめたパッケージです。.mcp.json にサーバー定義を書く代わりに1コマンドで済み、関連するスキルも一緒に入ります。独自ツールを繋ぐなら引き続き自作MCPサーバーが必要です。

Q. LSPプラグインは入れるべきですか

使っている言語のものは入れる価値があります。Claude が型情報や定義位置を参照できるようになるためです。ただし12個すべてを入れる必要はなく、実際に触る言語だけで十分です。

Q. 入れすぎると何が起きますか

コンテキストを消費します。だからこそ claude plugin details で想定トークンコストを確認できる仕組みが用意されています。使わないものは disable にしておけば、削除せず読み込みだけ止められます。

Q. Codexのプラグインと互換性はありますか

ありません。マーケットの構成も配布形式も別です。ただしどちらもMCPを土台にしているため、自作のMCPサーバーは両方から接続できます。両者の違いはCodexプラグイン完全ガイドと読み比べると分かりやすいです。

まとめ

この記事の要点
  • 公式マーケットは claude-plugins-official(GitHub: anthropics/claude-plugins-official、★33,748)
  • 登録数は286個。うち53個がAnthropicのリポジトリ内で管理、233個は外部参照
  • 最多カテゴリは development の118個。Codex(金融・調査が最多)とは構成が対照的
  • Anthropic製53個のうち12個がLSPサーバー
  • plugin-devskill-creatormcp-server-dev など自作を支援するプラグインが揃っている
  • claude plugin details導入前にトークンコストを確認できる(導入済みが対象)
  • claude plugin init~/.claude/skills/ に雛形を作り、ローカルで試せる

まずは claude plugin marketplace listclaude plugin list を実行して、自分の環境の現状を確認してください。何も入れていなければ「No plugins installed」と表示されるはずです。そのうえで、使っている言語のLSPを1つ入れてみるのが、効果を体感しやすい最初の一歩だと思います。

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