Codexプラグイン完全ガイド|公式マーケットの180個と導入手順【2026年8月】

中央のハブから放射状に伸びた線の先に多数のタイルが接続された抽象イラスト
codex plugin list を実機で全件取得
Codexプラグイン完全ガイド|公式マーケットの180個と導入手順

Codexには公式がキュレーションしたプラグインのマーケットプレイスがあります。実機でコマンドを叩いて全件を取得したところ180個ありました。この記事では、実際に何が使えるのかをカテゴリ別に整理し、導入から有効化までの手順を解説します。

Codex に外部サービスを繋ぎたいとき、以前は MCP サーバーを自分で設定する必要がありました。いまはプラグインという仕組みがあり、コマンド1つで導入できます。

ただ、何が用意されているのかを一覧できる場所が見当たりません。そこで実機で全件を取得しました。

公式マーケットには180個あります

導入済みのプラグインとマーケットプレイスは、次のコマンドで確認できます。

bash
# 設定済みのマーケットプレイスを表示
codex plugin marketplace list

# 利用可能なプラグインを一覧表示
codex plugin list

手元の Codex CLI 0.145.0 で実行したところ、openai-curated というマーケットプレイスに180個のプラグインが登録されていました。

180

公式キュレーション
プラグイン総数

34

最多カテゴリ
金融・調査

3

マーケットプレイス
の系統

カテゴリ別の内訳

180個を内容ごとに分類しました。

カテゴリ 件数 主なプラグイン
金融・調査34stripe / brex / quickbooks / razorpay / pitchbook / factset / morningstar / cb-insights
ビジネス・生産性31gmail / slack / teams / notion / linear / asana / clickup / google-drive / docusign / zoom
CRM・営業28hubspot / pipedrive / apollo / attio / intercom / sendgrid / twilio-developer-kit
開発・インフラ25github / circleci / cloudflare / vercel / netlify / supabase / sentry / digitalocean / codex-security
データ・分析23datadog / mixpanel / amplitude / posthog / statsig / thoughtspot / motherduck / semrush
アプリ生成・ゲーム13build-ios-apps / build-macos-apps / build-web-apps / game-studio / shopify / lovable
デザイン・メディア11figma / canva / cloudinary / shutterstock / heygen / remotion
AI・研究9hugging-face / fal / nvidia / biorender / life-science-research
その他8atlassian-rovo / zoho / deepnote / lseg
意外なのは「金融・調査」が最多という点です

開発ツールが中心だろうと思って数えたところ、金融・市場調査系が34個で最多でした。PitchBook・FactSet・Moody’s・S&P・Dow Jones Factiva といった、いわゆる金融情報端末系が揃っています。

Codex を「コーディング用CLI」ではなく業務全般のエージェント基盤として位置づけようとしていることが、この構成から読み取れます。

Codex自身のためのプラグインもあります

外部サービス連携だけでなく、Codex の機能を拡張するものも含まれています。

codex-security承認済みコードの脆弱性スキャンと、検出結果の妥当性確認
build-ios-apps
build-macos-apps
build-web-apps
プラットフォーム別のアプリ構築を支援
build-web-data-visualizationWeb上のデータ可視化を支援
test-android-appsAndroidアプリのテスト
superpowers汎用の機能拡張
plugin-evalプラグイン自体の評価

プラグインは3つの部品でできています

公式ドキュメントによれば、1つのプラグインは次の要素を1つ以上含みます。

Skills特定の作業向けの再利用可能な手順書。必要なときに読み込まれ、正しい手順・参照・補助スクリプトを使わせる
ConnectorsGitHub・Slack・Google Drive などへの接続。情報の読み取りと操作の実行ができ、独自UIを含む場合もある
MCP serversより多くのツールや共有情報へのアクセスを与えるサービス

つまりMCPサーバーの設定を、パッケージとして配布できるようにしたものという理解が近いです。自分で config.toml にサーバー定義を書く代わりに、コマンド1つで導入できます。

導入手順

1. 一覧から探す

bash
codex plugin list

出力には PLUGIN / STATUS / VERSION / PATH の列が並びます。未導入のものは not installed、導入済みのものは installed, enabled と表示されます。

2. インストールする

bash
codex plugin add <プラグイン名>@openai-curated
インストール後は新しいセッションを開始してください

公式ドキュメントは、プラグインに含まれるスキルやツールを使う前に、新しいセッションを開始するよう明記しています。実行中のセッションには反映されません。

3. 有効化の状態を確認する

導入したプラグインは ~/.codex/config.toml に記録されます。実際の記述はこの形です。

~/.codex/config.toml
[plugins."github@openai-curated"]
enabled = true

[plugins."google-drive@openai-curated"]
enabled = true

enabledfalse にすれば、削除せずに一時的に無効化できます。

4. 削除する

bash
codex plugin remove <プラグイン名>@openai-curated

ローカルの設定とキャッシュから取り除かれます。

マーケットプレイスは複数あります

openai-curated のほかにも系統があります。手元の設定ファイルには次の3つが記録されていました。

openai-curated公式がキュレーションしたマーケット。180個が登録されている
openai-bundledCodexに同梱されているもの(例:browser-use
openai-primary-runtimeランタイムに付属するもの(例:documents / spreadsheets / presentations

マーケットプレイス自体の追加・一覧・更新・削除は次のコマンドで行います。

bash
codex plugin marketplace list
スプレッドシートや資料作成は最初から入っている場合があります

openai-primary-runtime には documentsspreadsheetspresentations が含まれます。手元の環境ではいずれも enabled = true でした。

「Codexで表計算を扱いたい」という場合、追加導入なしで既に使える可能性があります。まず codex plugin list で確認してください。

使えない環境があります

IDE拡張ではプラグインを使えません

公式ドキュメントは プラグインは IDE 拡張では利用できないと明記しています。ブラウズとインストールに対応しているのは ChatGPT デスクトップアプリと Codex CLI です。

セキュリティ上の注意点

プラグインは外部サービスへの接続を伴うため、権限の観点でも押さえておくべき点があります。

プラグインの説明文は「信頼できない情報」として扱われます

Codex の Auto-review が参照する判定ポリシーには、信頼できる情報源が明記されています。ユーザーおよび開発者のメッセージ、AGENTS.mdrequest_user_input への応答だけが信頼され、スキルやプラグインの説明文は「信頼できない証拠」に分類されます

つまりプラグインの説明文に何が書かれていても、それだけでユーザーの承認範囲が広がることはありません。設計として安全側に倒れています。詳しくはCodex Auto-reviewの判定ポリシー完全解説をご覧ください。

そのうえで、実務では次の点に注意してください。

  • 必要なものだけ入れる。180個あっても、実際に使うのは数個です
  • 連携サービスの認証情報を渡すことになるため、権限範囲を確認する
  • 使わなくなったら enabled = false にするか remove する

よくある質問

Q. MCPサーバーを自分で設定するのと何が違いますか

やっていることは近く、プラグインは MCP サーバーやコネクタ、スキルをまとめてパッケージ化したものです。違いは導入の手間で、config.toml にサーバー定義を書く代わりにコマンド1つで済みます。逆に、独自のツールを繋ぐなら引き続き自作MCPサーバーが必要です。

Q. 何個まで入れられますか

公式に上限の記載は見つかりませんでしたが、プラグインはスキルやツール定義を読み込むため、入れるほどコンテキストを消費します。常用するものに絞るのが現実的です。

Q. Claude Codeにも同じ仕組みはありますか

Claude Code にもプラグインの仕組みがありますが、マーケットプレイスの構成や配布方法は異なります。共通しているのは MCP を土台にしている点で、自作MCPサーバーはどちらからも接続できます。

Q. 一覧が長すぎて探せません

codex plugin list | grep <キーワード> で絞り込めます。たとえば grep -i google とすれば Google 系だけが残ります。

まとめ

この記事の要点
  • openai-curated マーケットには180個のプラグインがある(Codex CLI 0.145.0で実測)
  • 最多は金融・調査系の34個。開発ツール専用ではなく業務全般をカバーする構成
  • プラグインは Skills / Connectors / MCP servers の3部品でできている
  • 導入は codex plugin add、削除は codex plugin remove導入後は新しいセッションが必要
  • マーケットは openai-curated のほか openai-bundledopenai-primary-runtime がある
  • IDE拡張では使えない。ChatGPTデスクトップアプリかCodex CLIが必要
  • 表計算・文書・プレゼン系は最初から有効になっている場合がある

まずは codex plugin list を実行して、自分の環境で既に何が有効になっているかを見てください。installed, enabled と表示されるものが、いま使える状態のプラグインです。追加を検討するのはそのあとで十分です。

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