Fable 5が使えない今どれを使う?Claudeモデルの使い分けガイド
最強モデルのClaude Fable 5が利用停止になり、「結局どのClaudeモデルを使えばいいの?」と迷っていませんか。Opus 4.8・Sonnet 4.6・Haiku 4.5の違いと料金、タイプ別の選び方、コストを抑えるコツまで2026年6月時点の情報でまとめます。
Claudeモデルの使い分けは、Fable 5の利用停止でいったんシンプルになりました。今使える主力はOpus 4.8・Sonnet 4.6・Haiku 4.5の3つ。この記事では、それぞれの特徴・料金・向いている用途を比較し、あなたの使い方に合うモデルの選び方を解説します。
前提:Fable 5は現在停止中
最上位モデルのClaude Fable 5は、米国政府の輸出管理命令により2026年6月12日に利用停止になっています。経緯は利用停止の解説記事を、Fable 5用に課金した人は返金申請のやり方をご覧ください。本記事は「今使えるモデルでどう乗り切るか」に絞って解説します。
今使えるClaudeモデル一覧と料金
2026年6月時点で利用できる主なClaudeモデルと、API料金(100万トークンあたり)を整理します。
| モデル | 入力 | 出力 | コンテキスト | 状態 |
|---|---|---|---|---|
| Claude Fable 5 | 10ドル | 50ドル | 100万 | 停止中 |
| Claude Opus 4.8 | 5ドル | 25ドル | 100万 | 利用可 |
| Claude Sonnet 4.6 | 3ドル | 15ドル | 100万 | 利用可 |
| Claude Haiku 4.5 | 1ドル | 5ドル | 20万 | 利用可 |
注目すべきは、Opus 4.8がFable 5のちょうど半額(入力5ドル/出力25ドル)という点です。Fableが使えない今、最上位の実力を求めるならOpus 4.8が筆頭候補になります。
モデル別の特徴と向いている用途
Claude Opus 4.8|最上位の実力。難タスクはこれ
- 現行で最も高性能なモデル。長時間の自律エージェント作業・知識作業・メモリ活用が得意
- 複雑なリファクタリング、設計、難しいバグの原因分析など「考える力」が要る場面で強い
- 料金はFable 5の半額(入力5ドル/出力25ドル)。100万トークンの長大コンテキスト
向いている人:Fable 5の代わりに最高品質を求める人。重い開発・分析タスク中心の人。
Claude Sonnet 4.6|速度と賢さのベストバランス
- 速度と知性のバランスが最も良いモデル。日常的なコーディング・文章作成・要約に最適
- Opus 4.8より安く(入力3ドル/出力15ドル)、レスポンスも速い
- 100万トークンのコンテキストで大量資料の処理もこなせる
向いている人:毎日たくさん使うので速さとコストを重視する人。大半の作業はここで十分。
Claude Haiku 4.5|最速・最安。軽いタスク向け
- 最も速く、最も安いモデル(入力1ドル/出力5ドル)
- 分類・短い要約・簡単な変換など、シンプルで量の多いタスクに最適
- コンテキストは20万トークン(他より小さめ)
向いている人:大量の軽い処理を安く速く回したい人。サブエージェント用途にも。
タイプ別おすすめの使い分け
あなたの使い方に合わせて、メインに据えるモデルを選びましょう。
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| Fable 5の代わりに最高品質がほしい | Opus 4.8(Fableの半額で最上位の実力) |
| 毎日コーディングをガッツリ回す | Sonnet 4.6がメイン+難所だけOpus 4.8 |
| とにかくコストを抑えたい | Sonnet 4.6中心、軽い処理はHaiku 4.5 |
| 分類・要約など大量の軽作業 | Haiku 4.5 |
| 日本語の文章作成・ビジネス文書 | Opus 4.8またはSonnet 4.6(日本語はClaudeの強み) |
Claude Code・APIでの実践的な使い分け
ツール別に、現実的な運用パターンを紹介します。
Claude Codeの場合
- モデル選択でFable 5以外(Opus 4.8など)を選ぶだけで継続できます
- 普段はSonnet 4.6、複雑な実装や難しいバグだけOpus 4.8に切り替えるのが、速度・コスト・品質のバランスが良い運用です
- サブエージェントやログ要約のような軽い処理はHaiku 4.5に任せるとトークンを節約できます
APIの場合
- モデルIDを指定して切り替えます(例:
claude-opus-4-8、claude-sonnet-4-6、claude-haiku-4-5) - Fable 5を組み込んでいた箇所は、まず
claude-opus-4-8に差し替えて動作を確認しましょう - 用途ごとにモデルを使い分ける「マルチモデル構成」にしておくと、今回のような突然の停止にも強くなります
コストを抑えるコツ
モデル選びと合わせて、次の工夫でコストを下げられます。
- タスクに合った最小のモデルを選ぶ:何でもOpusではなく、軽い処理はSonnet/Haikuへ
- プロンプトキャッシュを使う:同じ前提文を繰り返し送る場合、キャッシュで入力コストを大幅削減できる
- 不要に長い出力を避ける:必要な分だけ出力させる指示を入れる
Claude Code全体のコスト最適化はClaude Codeのコストを賢く抑える完全ガイドでも詳しく解説しています。
Fable 5が復旧したらどうする?
Fable 5の復旧時期は未定です。さらに「外国籍ユーザー禁止」という命令の性質上、復旧しても日本のユーザーは使えない可能性があります。
現実的な構え
当面はOpus 4.8をメインの最上位モデルとして運用し、Fable 5の復旧・提供条件の続報を待つのが賢明です。仮に復旧しても、ふだんの作業の多くはOpus 4.8やSonnet 4.6で十分こなせます。「最強モデル一本足」ではなく複数モデルを使い分ける体制が、結果的にいちばん安定します。
まとめ:当面はOpus 4.8を軸に、用途で使い分け
- Fable 5停止中の今、最上位を求めるならOpus 4.8(Fableの半額で最も賢い)
- 日常の大半はSonnet 4.6で速く安く。軽い大量処理はHaiku 4.5
- Claude Codeは「普段Sonnet+難所だけOpus」、APIはモデルIDで使い分け
- 復旧後も日本から使えない可能性があるため、当面はOpus 4.8を軸に据えるのが現実的
迷ったらこれ
「最高品質がほしい→Opus 4.8」「速くて安く回したい→Sonnet 4.6」「軽い処理を大量に→Haiku 4.5」。この3択を覚えておけば、Fable 5が使えなくても困りません。まずはOpusとSonnetを実際のタスクで使い比べて、自分の作業に合う方を見つけてみてください。


